パワハラを防ぐ鍵

⑦ 休息期間


失われた10年ではなかったと思っています。

あのまま踏ん張り続けていたら、どうなっていただろう。

うつ状態で休職してから感じたこと。

表現は難しいですが、症状は「心の疲労骨折」とでも…。

一度折れると、折れやすくなる。そんな感じでしょうか。

見える景色も変わりました。

自信の喪失や意欲の減退も10年近く続きました。

一時的に自信や意欲が持てても、長く続かないのです。

幸い、休職は数か月で済みましたが、復職後には蕁麻疹が。

それが慢性化し、飲み薬を手放すまでに7年かかりました。

ともかく、家族に心配をかけてしまいました。

気晴らしになればと、妻が旅行を提案してくれたことも。

しかし、旅先でも楽しめない自分が。

そのときの憂鬱な表情をした写真が残っています。

休息期間が必要でした。


西村 嘉之

代表  特定社労士・行政書士・CCO・FP

西村 嘉之

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